【ニュースまとめ】ナイター開幕戦に地元大エース原田幸哉が登場

中田竜太「恥ずかしい」鈴木圭一郎にたじたじ/浜名湖

<浜名湖ボート:ヤングダービー>◇プレミアムG1◇4日目◇22日

9R発売中にボートレーサー中田竜太(30=埼玉)と、オートレーサーで前人未到の4連覇を含む、SG6冠の鈴木圭一郎(23=浜松)が、トークショーを行った。

SG優勝戦でも、多くのファンの前でも冷静さを保ち、さらに愛車の名前がカルマ(イタリア語で冷静)の鈴木に対し、中田は若干、押され気味。「何か恥ずかしくなってきます。人間として(鈴木が)ちゃんとし過ぎてて(苦笑)。僕の方がちゃらんぽらんですね」と昨年のヤングダービー覇者は、たじたじだった。
引用元:日刊スポーツ

山田哲也まくってドリーム勝利「軽快さ出た」/徳山

<徳山ボート>◇2日目◇22日

山田哲也(35=東京)が12Rドリーム戦をまくって制した。

3コースからコンマ13のスタートを決めて1Mを先制した。「軽快さが出て、ターンで滑る感じもなくなった」と気配もいい。このままリズムに乗って、予選最終日の3日目に挑む。
引用元:日刊スポーツ

まくり差し&イン逃げで石野貴之が連勝発進/福岡

<福岡ボート>◇初日◇22日

石野貴之(36=大阪)が連勝発進を決めた。

6Rは5コースから艇団を割って抜け出し。12Rファン選抜でも逃げて快勝した。

「足は全部いい。もっと良くなりそうな感じもある」と笑顔。早くも23号機の良機ぶりを実感していた。
引用元:日刊スポーツ

凡機ながらDR逃げ切り 森高一真に笑顔なく/戸田

<戸田ボート>◇初日◇22日

メインの12R「たなみんドリーム」は、1号艇の森高一真(40=香川)が、インからコンマ13のトップスタートを決めて押し切った。

これで初日は2、1着と上々の船出となったが、森高の表情に笑顔はなかった。

「前半と変わらない。全体に劣勢。先頭を走っていても乗り心地が良くない。またペラをやる」。

結果は良くても、エンジンの仕上がりに納得はできない。少しでも足の上積みを求めて、調整をし続ける。
引用元:日刊スポーツ

下出卓矢チルト跳ねてVもやっぱり「下げる」/尼崎


下出卓矢が2日目連勝を飾り好調をアピールした(撮影・北條直治)

<尼崎ボート>◇2日目◇22日

下出卓矢(31=福井)が連勝を飾った。

前半4Rでセンターから混戦の1Mを差し抜けると、後半9Rはチルト1度に上げて大ガマシ。インで残しにかかる都築正治(47=愛知)を2Mでさばいた。

「6コースで伸びだけイメージしてチルトを上げました。伸び寄りですが、自分の出方とは違う。チルトを下げて伸びを求めたいですね」。

さらなるパワーアップに余念がない。中盤戦も展示気配から目が離せない存在だ。
引用元:日刊スポーツ

イン勝率100%水面!遠藤エミ逃げてVへ/江戸川


風速2mの追い風基調ながら波高5cmの江戸川水面を逃げ切った遠藤エミ。当地3回目のV有力(撮影・木村重成)

<江戸川ボート:オールレディース>◇G3◇5日目◇22日

遠藤エミ(30=滋賀)が準優12Rを逃げて優勝戦1号艇におさまった。

遠藤はこれまで江戸川で3節走っているが、15年9月、今年5月ともに優勝戦は逃げて優勝。しかも、江戸川でのイン戦は15年9月に3回、今年5月が2回、今節ここまで3回と計8回あり、全て1着。江戸川でのイン勝率は脅威の100%を継続中だ。

エンジンは「4日目に気になっていたところがなくなって、今は気になるところがない。バランスが取れて上位の足」。

優勝戦は江戸川9回目のイン戦。きっちり逃げて、当地3回目の優勝を決める。
引用元:日刊スポーツ

試練の外枠どうする?古賀繁輝早くも勝負駆け/戸田

<戸田ボート>◇初日◇22日

古賀繁輝(32=佐賀)が、早くも1日早い勝負駆けを迎える。

初日11Rは5コースから差し場をとらえたはずが、引き波で舟が浮き4着まで。プロペラの回転不足を反省した。それでも「試運転はバランスが取れていいです。自分が合わせられれば」と伸びしろは見込める。

2日目も5R4枠、12R6枠と外枠続き。ここをしのいで、3日目の優出勝負に望みをつなぎたい。
引用元:日刊スポーツ

F2でも侮れない北山康介33号機に手応え/浜名湖


「トップ級だと思う」とモーター33に手を置く北山康介(撮影・外山鉄司)

<浜名湖ボート:ヤングダービー>◇プレミアムG1◇4日目◇22日

F2の北山康介(28=東京)は、予選ラストの4日目は3、4着と見せ場を作れなかったが、節間2勝の活躍。得点率11位で予選をクリアした。

「回転を止め過ぎたけど、足はいいです。道中の感じがいい。トップ級だと思う」。

コンビを組む33号機は複勝率44・5%。お盆開催で地元の徳増秀樹が使用してから急上昇中だ。

4号艇で挑む準優11Rも、しぶとい走りから目が離せない。
引用元:日刊スポーツ

エース機の村岡賢人フライング…仲谷は残す/浜名湖

<浜名湖ボート:ヤングダービー>◇プレミアムG1◇4日目◇22日

村岡賢人(28=岡山)が12Rで2コースからコンマ02の勇み足。

準優好枠を意識した一戦で、鋭い踏み込みが、スリットオーバーにつながってしまった。

「足自体は変わってませんでした…」。

エース29号機を駆っての賞典除外に、短い言葉を絞り出すのが精いっぱいだった。
引用元:日刊スポーツ

114期7人飛び込んだ!西野雄貴が水神祭/浜名湖


左手前は松尾拓、中段左から羽野直也、西野雄貴、中村桃佳、後方左から村松修二、松山将吾、倉持莉々

<浜名湖ボート:ヤングダービー>◇プレミアムG1◇4日目◇22日

西野雄貴(28=徳島)が2Rは逃げ、9Rはまくり差しで連勝を飾った。

12R終了後にG1初勝利を記念して水神祭が行われた。村松修二(27=広島)や中村桃佳(25=香川)ら、114期の同期7人で一緒に水面に飛び込んだ。

西野は「仲間が喜んでくれて本当に幸せ。これからも114期全員で高め合っていきたい」とさらなる飛躍を誓った。
引用元:日刊スポーツ

レース勘取り戻せるか!?松本晶恵が久々実戦/桐生

<桐生ボート>◇前検日◇22日

松本晶恵(31=群馬)が久しぶりの実戦に臨む。8月のお盆レースで地元Vを飾ったあとは、出場予定だった鳴門のヴィーナスシリーズが台風の影響で開催中止となり、約1カ月レース間隔が空いた。

「レースには徐々に慣れていければと思ってます。出足を付ける調整が合ってくれば、他も良くなるはず」。

初日は8、12Rで登場。調整に正解を出して、早めにレース勘を取り戻す。
引用元:日刊スポーツ

小野生奈が圭一郎の手のまめに「私は甘い」/浜名湖


4連覇を含むSG6勝のオートレーサー鈴木圭一郎(左)から激励を受けた小野生奈(撮影・外山鉄司)

<浜名湖ボート:ヤングダービー>◇プレミアムG1◇4日目◇22日

小野生奈(29=福岡)がSG6勝のオートレーサー、鈴木圭一郎(23=浜松)の激励を受けた。

鈴木が中田竜太とのトークショーを終了後、ピットへ訪問して対面が実現。

「すごい人なので、緊張しました。手がまめだらけだったのでびっくり。あの手を見たら、まだまだ私は仕事が甘いなって思いました」と感激の表情を浮かべた。
引用元:日刊スポーツ

星栄爾がSG覇者3人相手に4カド一撃狙う/住之江

<住之江ボート>◇4日目◇22日

星栄爾(33=静岡)が抜群の伸びを発揮する。

4日目は1、3着にまとめ、準優勝負駆けに成功。

大激戦の準優11Rは4号艇におさまった。「スリットの足はいい。伸びでやれるひとはいない」と変わらず強力な舟足を誇っている。

松井繁、吉川元浩、田中信一郎を向こうに回してカドから強烈なまくりを見舞うか。
引用元:日刊スポーツ

ナイター開幕戦に地元大エース原田幸哉が登場/大村


原田幸哉が3R2号艇、12R1号艇の好枠デーを生かして連勝発進を狙う(撮影=坂中昭子)

<大村ボート>◇前検日◇22日

「発祥地ナイター」がいよいよ開幕する。

初日12Rの発祥地選抜は1枠に地元エースの原田幸哉(42=長崎)が座る。前走地の徳山で24場制覇を達成したばかり。今節も期待がかかる。

引いた49号機には「足うんぬんではなく、やるべきことがたくさんある感じ。合格のレベルではない」。

本番に向けて底上げを目指す。
引用元:日刊スポーツ

三角哲男が2M逆転優勝…全24場制覇に王手/下関


1周2Mの逆転で下関初Vを飾り、全24場制覇へ王手をかけた三角哲男(撮影・加藤貴嗣)

<下関ボート>◇最終日◇22日

優勝戦が行われ、三角哲男(51=東京)が2Mでツケマイを決めて当地初優勝を飾った。2着に荻野裕介、3着には奈須啓太が入った。

「今年で一番うれしいレース」。見事な逆転劇に三角は満面の笑みになった。

インから好スタートを決めて1Mは先マイしたが「2艇に差されたので終わったと思った」。

バックは荻野と奈須に並ばれる苦しい展開。だが2Mで「思い切って回ったら、うまくいった」という全速ターンを披露し、2艇を振り切った。

これで、芦屋を残して全24場制覇に王手。

「芦屋はあまり走っていないけど、あっせんが入れば頑張りたい。それより、どのレースも一走一走しっかり走ります」と健闘を誓った。
引用元:日刊スポーツ

オート鈴木圭一郎&ボート中田竜太がトークショー

トークショーを行う鈴木圭一郎(左)と中田竜太(右)

第5回ヤングダービー開催中の浜名湖ボート4日目の22日、場内イベント場では、オートレーサーの鈴木圭一郎(23)と、ボートレーサーの中田竜太(30)=同右=によるトークショーが行われた。

初対面の2人は「思ったより若い…」(鈴木)、「物静か。僕のほうがチャランポランです…」(中田)とお互いの印象を口にして会場を沸かせた。

鈴木は10月4日に浜松オートで開幕するSG第32回全日本選抜に向けて「3連覇を目指して頑張りたい」と大会V3を誓った。

一方、25日初日の児島GI66周年記念を控える中田は「来節とはいわず、そのうち頑張ります」と最後までおどけていた。
引用元:サンスポZBAT!

本日の水神祭! 西野と114期の仲間たち!

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本日の水神祭は1件。2Rを逃げ切った西野雄貴だ。ここまでやや苦しい機力であったが、今日はその2Rも含めてピンピン連勝! 足を上向かせて、本来の実力を発揮したと言っていいだろう。

西野は9Rでレースが終わっていたのだが、水神祭は10R後ではなく12R後。11Rに同期の羽野直也が出ていたのだ。水神祭が始まる前、中村桃佳が「7コでいいよね」と控室に走る。戻ってくると、サンダルが7コ。そういうことだよなあ、やっぱり。

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ひとまずウルトラマンスタイルで、西野をドボン! そして案の定、次から次へとドボンドボン! 114期7人、全員が落ちました! 他の6人はすでにGⅠ水神祭を済ませている。西野の水神祭を、全員が待ち構えていたのだ。これをやるために(笑)。

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で、写真には写ってませんが、なぜか関浩哉も飛び込んでます。12Rを終えると走って駆けつけ、自分から飛び込んじゃったのだ。なぜ?(笑)というわけで、実は8人の水神祭なのでした。西野雄貴と114期の仲間たちwithセキ、ということで。

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西野選手、おめでとうございます。大怪我で回り道もしたが、それがなければもっと早く、この場に来たはずだと思っています。これからはその分を取り戻し、そしてそれ以上の活躍を期待します。来年のこの舞台はもちろん、SGでもお会いしましょう!

引用元:BOAT RACE ビッグレース現場レポート

THEピット――勝負駆けに明暗アリ

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う~ん、残念。12Rでエース29号機・村岡賢人がフライングを切ってしまった。スタート判定中の表示は2周目のスリットを超えるあたりまで出続けていたため、ピットでは「正常になってくれ」の思いがはっきりと漂っていた。しかし、勇み足……。準優、あるいは優勝戦を賑わすに違いない存在だっただけに、離脱してしまったのはいろいろな意味で痛い。もちろん、いちばん痛みを感じているのは村岡自身。いち早くピットに戻ってきた村岡は、うつむきながら競技本部へと駆けていった。エンジン吊りのためすれ違う他の選手たちも、この痛みは他人事ではない。誰もが声をかけられず、平静を保ったまま村岡とすれ違うのみであった。

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ドリーム1号艇の羽野直也は、順当に予選突破。準優は2号艇で臨む。ただ、レースを見ている分にはそこまで強い足には見えないので、本人にぶつけてみた。然り、羽野もまた、レース足の弱さを感じているようだ。試運転ではいい足をしているそうである。「足合わせしても、(仲谷)颯仁より出ていく」とのこと。予選トップ通過の仲谷と互角かそれ以上なのに、レースに行くと上位の選手には分が悪いのだそうだ。試運転はよくないがレースではいい、というのも含めて、試運転とレースの齟齬についてのコメントはよく見かけるものだが、どれだけそんな話を聞いても不思議でならないし、選手も同様であろう。羽野は、明日はその齟齬を埋める作業に専念することになるだろう。うまく良化させることができるかどうか。

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佐藤翼も準優2号艇。佐藤は、昨日までなら、と付け加えたが、やはり足はいい状態だそうである。明日は、まさにその手応えを取り戻す一日。いや、翼に言わせればそうではない。「それ以上を目指しますよ」。元の状態に戻すのではなく、さらにパワーアップをしようというのだ。その意欲が頼もしい。実際に成功するかどうかではなく、その強い意志がレースでは佐藤の背中を押すような気がするのだ。思い出すのは、12年徳山新鋭王座。結局は優勝戦1号艇でFを切り、滂沱の涙を流すことになるのだが、予選トップで準優を決めた日、翼は力強く「旋風を巻き起こしますよ」と言った。あれから6年経ち、翼も30歳。しかし、その前向きな姿勢は変わることはない。あの日の雪辱を最後のヤングダービーで晴らしてほしい、そんな思いにもなろうというものだ。

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それにしても、今日の木下翔太の勝負駆けはお見事だった。6号艇の7Rは、コースを奪っての1着。それは格上としての意地でもあったし、戦ってきたステージの違いを見せつけるような豪快な勝利だったし、とにかく価値の高い勝負駆け成功だったと思う。木下自身、そんな言葉には「いやいやいや」と謙遜するのだが、そこはグラッツェを聞きたかった(笑)。というのはともかく、手応えを得ているのは間違いなく、そして同時に明日が本当の勝負という思いもあるようだった。準優は4号艇。どんな勝負手を見せてくれるか、楽しみだ。

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やはり6号艇で前付けに動いた丸野一樹は、Fに散ってしまった。前半の記事を書き終えた後に、まさかの勇み足。俺が書いたせいか、などとも思ってしまったりした。ただ、実際のところは木下と丸野は紙一重とも言える。どちらもここが勝負どころと気合を入れて、何が何でも予選突破と思いを込めた。それが時に明暗を生むのが勝負というものだ。丸野は暗のほうを味わってしまったわけだが、その崇高な勝負心ははっきりと伝わってきた。丸野自身は、やはり悔やむ部分も大きいようだったが、「でも勉強になった」とも言う。何がFにつながってしまったのかを、冷静に分析もできているわけだ。ならば、この経験は無駄にはなるまい。来年のヤングダービーで、いや、もしかしたらまた別の舞台で、一回り大きくなった丸野に会うことを楽しみにしていよう。

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今節のトピックのひとつとなったのは、女子の健闘! 出場7人のうち、5人が予選を突破したのだ。これはもう、大拍手である。中村桃佳は予選5位。着順によっては8点オーバーもあった得点率は、10Rの大敗で6・83まで落ちてしまったが、しかし予選5位である。「6・83で2号艇!?」と驚いてもいて、もっと外枠になるのを覚悟してもいたようだ。あるいは、「準優2号艇で優出した記憶がない」と悪いイメージが喚起されてしまった? そしたら、JLC解説者の青山登さんが「ここらで吹っ切れ。いつまでも悪いイメージを持ってたらダメだ」とお説教(笑)。青山さんの風貌だから、見ているこちらがブルってしまう……というのはウソだが、青山さんの言うとおりでもあって、明日はその壁を破る一日にしてほしい。

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2着・2着の勝負駆けをクリアした守屋美穂も素晴らしかった。2つのレースとも2番手争いは激戦になったが、気迫ある走りで獲り切っている。SGも走ってきたキャリアというものを感じる走りだった。レース後の守屋は整備室。といっても本体整備というわけではなく、整備士さんにアドバイスを受けているようだった。モーターを前にしなくても、整備士さんには教わることがたくさんある(今節は木下翔太の同じようなシーンも見た)。若手選手なのだから、その道のプロにいろいろと相談するのはまさにキャリアアップにつながるだろう。それが準優にいきなり活きたら最高だ。

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10R竹井奈美、11R中村、大山千広、小野生奈、12R守屋の布陣で臨むヤングレディース。11Rに3人が集中するのを残念がる声もあったが、5人も出るのだからどこかで直接対決があるのだし、女子勢が気を吐いてきた証しである。ヤングダービー初の女子優出、見たいぞ!

引用元:BOAT RACE ビッグレース現場レポート

浜名湖ヤングダービーTOPICS 4日目

THE勝負駆け①準優ボーダー争い
SGジャンパーの底力

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今日の勝負駆けMVPは、守屋美穂ということでいいだろうか。今日の守屋は2走で②②着(推定ボーダー6・00、以下同)というタフな勝負駆け。しかも5・4号艇という厳しい枠でもあったのだが、前半3Rは4カド野中一平のスタート駆けにしっかり連動してのマーク差し。2マークでは木下翔太の強ツケマイを全速でブロックして、必要条件の2着をもぎ取った。
後半9Rも4カドから3コース西野の握りマイに連動。外から佐藤翼のスピーディーな全速まくり差しが襲い掛かったが、これもガッチリとブロックして準優への2着を取りきった。明日も4号艇からのファイナルアタックになるが、展開ひとつでギリギリ優出できるパワーはあると思っている。

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シリーズの大将格、木下翔太の勝負駆けも鮮やかだった。2日目にギヤケースを交換した木下だが、2走で②③着が必要な今日も大整備を敢行。ピストン、リング4本、ギヤケース交換というギャンブルに出た。
2号艇だった3Rは前出、守屋との競り合いで攻めきれずに3着まで。後半7Rは「6号艇で②着」というかなりシビアな条件を残してしまった。「枠なりでは届かない」と見た木下は、この7Rで前付けに。2コースまで潜り込み、スピーディーな決め差しで一気に先頭まで突き抜けた。ホーム追い風の助けもあったが、格の違いを見せつける豪快な決め差しだった。⑥52231着の6・50で10位フィニッシュ。ワースト級のパワーに活を入れ、初日大敗の借金を返済した底力は流石の一語だ。ただ、準優に入るとパワー的にはかなり劣勢なはず。明日はどんな勝負手で優出を目指すのか、整備情報も含めて注目したい。

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“格上”と言えば、SG常連・小野生奈も渾身の一発勝負を決めた。4Rの生奈は3号艇で②着という微妙な条件が残っていた。自力をモットーとする女だけに、1マークは迷わず全速の強ツケマイ。これは惜しくもイン倉持莉々に届かず、さらに外の2艇にズボズボと差し込まれて道中は4番手という大ピンチ。
だがしかし、そこからの生奈の追い上げの凄まじかったこと! 2周2マークは「このタイミングしかない!」という切り返しで3番手に浮上。3周1マークは逆に外に開いての全速差しで、2番手・北野輝季の内フトコロに舳先をぶち込んだ。最終ターンマークは外の北野をまったく寄せつけずに大逆転の2着キープ。SGで揉まれ続けて育んだスキルが、ここ一番の勝負所で遺憾なく発揮された。レース内容としては、今日イチの好プレーと呼んでいいだろう。

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ちなみに、この3着で勝率5・40=準優はほぼ絶望と思われた北野だったが、終わってみれば18位でギリギリ滑り込み!! 明日は6号艇だが、ゾンビのように蘇った流れも怖いし、「地元のつもり」でピットアウトからの果敢な前付けをする可能性も警戒しておきたい。穴党としては、大歓迎の18位ではあるな。

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それから……あえて残念な選手をピックアップするなら、初日から「今節のパワー四天王」として大いに注目していた村岡賢人と河野真也。まさかこのふたりが脱落するとは!!(涙) 河野は自慢のパワーを生かしきれず、自滅的な成績(5・5着)で昨日の9位から転げ落ちた。

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そして、エース29号機を駆る村岡は、12Rでやってはならないフライング……昨日はコンマ02というキワまで踏み込んで競技本部に呼ばれたらしいが、今日はさらにそのキワを踏み越えてしまうとは……こういう向こう見ずなタイプは嫌いじゃない(むしろ好物です、はい)けれど、優勝戦には絶対に居てほしい選手&パワーだと思っていただけに、実になんとも口惜しい。仲谷を脅かす存在と位置づけていた「パワー四天王」は、両翼をもがれて北山33号&椎名61号のふたりだけになった。

THE勝負駆け②予選トップ争い
数センチの明暗

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昨日の段階から暫定1位・仲谷颯仁と2位・関浩哉の115期コンビが後続をやや引き離していたのだが、さらにライバルたちが次々と着を落としたため、トップ争いは非常にシンプルなものになった。
「12Rの直接対決で、先着した方がトップ」
厳密に言うなら「1号艇の仲谷は④着以上、4号艇の関は③着以上。ふたりともそれ以下なら椎名豊がトップ」という条件が付くのだが、ふたりの枠番とパワーを考えれば、ほぼありえない確率だろう。

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そして、その雌雄を分かつ同期の直接対決は、レース内容的には仲谷の圧勝だった。インから豪快に逃げて、ブッチギリ。ただ、そんなワンサイドゲームでありながら、実は関がトップになる可能性も秘められていた。長い長い「スタート判定」だ。イン仲谷と2コース村岡が舳先を並べてスリットを通過した瞬間、実況アナの声が上ずった。直後に、「判定中」の文字が……それがどれほど微妙だったのか、全艇が2マークを回っても判定は出ない。仲谷か、村岡か、両方(さらなる複数)か、両方セーフか……2マークの手前で、ひとつの数字だけがモニターに刻まれた。

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先にも書いたが、この瞬間にエース村岡はV戦線から脱落。一方の仲谷はコンマ00でV戦線に留まったのである。何度も観てきた光景だが、残酷すぎるフライングの“白黒決着”。リプレイを見るだに、ふたりの舳先の差は20cmもあっただろうか。その差が村岡を地獄に突き落とし、仲谷に予選トップと強力なライバルの消失をもたらしたのである。仲谷優勝へのフラグが立った、と思えるほどの「数cmの明暗」でもあった。

引用元:BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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